フランクフルト|受け継がれる技法と西荻愛|にしぞう取材レポート

西荻マイロード商店街にある、手作りハム・ソーセージ専門店「フランクフルト」。
今回は、西荻民ならみんな知ってる老舗の専門店に、にしぞうと取材に行ってきました!

マイロード商店街にお店を構えて、今年で52年目。
ガラス貼りの店内には、いつもお客さんがたくさん。
いろんな種類のハム、ソーセージ、ウインナーなどがショーケースにズラリと並んでいます。

■2代目オーナーが守るこだわりの味

創業者は現・小出オーナーのお父様。元々は食品会社で開発担当だったそうです。
そんなお父様が「制約なしで、”美味しい”にこだわったものを作って届けたい」と1973年に今の場所に開店。
2代目となる小出オーナーは、大学を出て一度は普通のサラリーマンに。
デパートの婦人服担当となったものの、4年後にフランクフルトを継ぐことを決めます。
「多くのお客様が長い間通ってくださっているのに、やっぱり失くすのはもったいないなと思ったんです。」と小出オーナー。

■少しの違いで大きな差が出る製法たち

フランクフルトといえば、完全手作りで出来立ての新鮮なハム・ソーセージ!
西荻民の間では、そのお味は誰もが褒める折り紙つき。
「たとえばソーセージは、肉ブロックをミンチにして、スパイスなどと高速で混ぜて作る。
この時に温度を上げ過ぎてもダメ、混ぜすぎてもダメ。
そのあとのスモークのかけ具合でも味は変わってきます。」

松庵にある工場で製造しているというので、工場の方にもお邪魔しました!
この工場は再開発で旧工場が移転となり、去年末に新しくできたばかり。
機械を新しくしたことで、味に変化がないよう調節するのにも苦労したとのこと。
ひとつひとつの商品の味を全て食べて確かめて調整する、そんな細やかな作業たちが、フランクフルトのこだわりの味を支えています。

■待望の2号店オープン!

その工場と併設して、今年1月には「西荻高架下」に2号店がオープンしました!
ポイントは、ホットドッグやコロッケ、アメリカンドッグなどの惣菜が多いところ。
2号店は工場併設を活かし、お肉を使った惣菜が豊富となっています。
先日行われたマルシェでは、オープン前から大行列が!注目度の高さが伺えます。

ひと手間を加えて、サラフワに出来上がっている自家製コンビーフもおすすめ!

缶詰のものと違い、さらっとしたコンビーフは色んな料理とも相性が良く、人気商品のひとつだそう。

工場では出来上がりたてのウインナーを発見。
じっと見つめていたら、工場の皆さんがにしぞうに1つくれました!
しっかりとした皮の食感とお肉の香ばしさに、スパイスがアクセントになっていて美味しいぞう!とのこと♪

1号店にあるのは焼きたてパン。
すぐ真裏のスペースで毎日焼いています。
工場が出来た頃、空いたスペースを利用して何か作ろうという先代のアイディアで始めた、長く愛されている商品のひとつです。

■受け継がれる西荻愛

西荻窪はどんな街かを、小出さんに聞いてみました。
「一番はやっぱり、皆さん本当に人がいい。
おおらかで、シャキシャキいつも急いでいるっていうわけでもないし、心に余裕があるというか。
他の街だとチェーン店ばっかりのところも多いけど、お客さんも街も、みんな支え合っているという気がします。」と小出さんはおっしゃいます。

常連のお客様が多く、長く通っている年配の方もたくさんいらっしゃるそう。
「新店には新しいお客様に来ていただきありがたいけど、高齢の方のために駅近店舗もやっぱり欠かせない。」
そうおっしゃる小出さんの言葉には深い西荻窪愛と、お客様への感謝の気持ちが表れていました。
店頭の皆さんも工場の皆さんも、優しく明るくて、西荻窪を象徴するようなお店だと感じます。

■オンラインショップから購入可

フランクフルトはX(旧Twitter)Instagramなど、ネットでの情報も充実しています。
新商品も続々開発・発売されているので、要チェックです。
ソーセージだけでも、スパイスアレンジ、チーズ入りなどなど、とっても種類豊富。
オンラインショップではわかりやすい説明書きで、全国から気軽に購入ができるのでとってもオススメです!

■最後に・・・

今回、X(旧Twitter)のほうでにしぞうのことを呟いていただいたご縁で、取材させていただく運びとなりました!
52年に渡って大切に守られてきた、西荻窪のハム・ソーセージ。
ひとえにそれが成しえたのは、お客様を大切にしたいという気持ちと、
美味しいもので喜んでほしいというオーナー様の気持ちによるものだと感じました。
ぜひご自宅で、その伝統のお味を堪能してみてください。